2022年3月27日(日)来週注目の通貨ペア~リスクオフに注意~
週末の相場分析は習慣なのですが、
エクセルに記録しても書いたり消したりしてログとして残らないので、
こちらに残していくことにしました。
もし少しでもコメントあれば書いていただけると
大変参考になります。
1 まずは結論 ~来週注目の通貨ペア~
① 買い AUD/JPY
② 売り EUR/AUD
③ 売り EUR/USD
④ 売り EUR/CAD
⑤ 買い CAD/JPY
30分足の25MAタッチくらいまで引き付けられたら入れそう
特にAUD/JPYは入れそうな予感。
もちろんその時のアクションを見て成行き判断です。
厳禁は今強いAUD USD CADを売るポジションと
今弱い(弱すぎる)JPY EURを買うポジション
JPYとEURはまだまだ売られそうなので、調整が入ったら売っていく目線で
リスクオフならCHFの買い、地政学的にEURの売りが加速しそう
2 週足から見る環境分析 各論
AUD/USD | レンジ AUDが再び200MAを試す展開 AUDもUSDも強いが、200MAの攻防次第でAUDに勢いがつくか。スイング目線ではいったん戻しを食らう展開に注意 トレンドレス(レンジ)判断 |
AUD/JPY | ↑トレンド 相変わらず円が弱いがここ数週間は圧倒的に弱い AUDが伸びすぎているので、長期目線では買い場が難しい感じもあるが、戻り売りは厳禁 あくまでも上目線で |
AUD/CHF | レンジ AUDUSDに似て、200MAに到達 ここを抜ければAUDに勢いが出そう しかし、いったんは戻しを食らう展開も想定 トレンドレス(レンジ)か |
AUD/CAD | ↑トレンド CAD優勢の流れが終わり、AUD買いが加速 75MAの攻防中 これを抜ければ200MAを試す展開でダウ理論の第3波形成か AUD株指数も↑ 短期で跳ね返されCADの逆流→短期レンジの可能性もあり |
AUD/NZD | ↑トレンド レンジペアであるがAUDが200MAを完全に上抜け、今はAUDのターンか |
USD/JPY | ↑トレンド 円の弱さとUSDの強さでドル円としてはまれに見るボラティリティ ドルが買われすぎているように見えるが、戻り売りは厳禁 入るならあくまでも上目線でドルを買っていきたいところ |
USD/CHF | レンジ 完全にレンジであるが、じわじわ上げて若干CHF優勢にも見える 75MA到達 ここを上抜ければUSDに軍配だが、ウクライナ問題の悪化でリスクオフなら跳ね返される展開もありそう |
USD/CAD | ↓トレンド 75MAに跳ね返され下げの勢いが強い 重要水平線に差し掛かり、いったんは落ち着く可能性があるが、目線は↓ |
EUR/USD | ↓トレンド 相変わらずEURが弱くドルが強い 先週は陽線だが、今週は再び陰線で引けた 全体の流れは変わらず↓ 10MAタッチなら積極的に売りたい |
EUR/JPY | レンジか 流れ的には↑だが調整局面か 相場全体ではどちらも弱い通貨だが、ここ3週間は連続大陽線で円が圧倒的に弱かった 黒田総裁の円安容認も効いた可能性 重要水平線に差し掛かり、いったんは落ち着くとみる |
EUR/AUD | ↓トレンド 200MAを割って一気に下げた 相場全体を見てもAUDは強く、EURは弱い 戻りは積極的に売りたい |
EUR/GBP | ↓トレンド じわじわと下げ、10MAがよく効いている 今はちょうど10MAからの下放局面 しかしボラティリティが大きく地政学的リスクもあり手は出しにくい印象 |
EUR/CAD | ↓トレンド EURが弱く原油につられてCADが強い 大きく下げているが、逆張りの買いは厳禁 下目線を継続し戻り売りを狙いたい |
EUR/CHF | ↓トレンド 先々週から大きく調整で上げたが、先週はまた下げた ウクライナ問題次第で、リスクオフにより安全通貨としてCHFが買われれば、さらに下げる可能性 ボラティリティが大きくチャート形状はよくないので |
EUR/NZD | ↓トレンド 10MAからの乖離が大きいため難しいが、下目線は継続 |
GBP/AUD | ↓トレンド 200MAあっさりと割って、2018年から何度も試し、跳ね返されている重要水平線に差し掛かっている ここを割れると大きく下がる可能性があるが、10MAから大きく乖離しており、流石に調整に入りそう ただし、買いは厳禁 あくまで戻り売りを狙うか様子見 |
GBP/USD | レンジ ドルが強く、200MA、75MAの抵抗を受けているように見えるので下目線にも見える そして今は短期レンジの高値圏 大きく上ヒゲで引けており売るのもありか |
GBP/JPY | ↑トレンド 75MAがよく効いており円の弱さも相まって大きく伸びた さすがに伸びすぎているように見えるが、逆張りの売りは厳禁 |
GBP/CHF | レンジ ボラが2週連続で大きく上ヒゲを付けており、リスクオフなら下げの展開か ただしレンジの安値圏にも見える 手を出しにくい印象 週明けの様子を見たいところ |
GBP/CAD | ↓トレンド 相場全体を見てもCADが強い 原油が下げる展開があればレンジ入りで上目線もあるかもしれないが、想定しにくい 下げすぎて売りにくいが、まだまだ買いは厳禁 |
GBP/NZD | ↓トレンド 大きく下げて、2017から続くレンジの安値圏 地政学的にGBPを買える環境にはなく、まだ下げる余地はありそう チャートパターンだけを見て買う気にはなれない 短期的な戻りはありうるので、戻りを売りたいところ |
NZD/USD | レンジ 短期的には↑目線だが、月足レベルの流れで見ると↓目線か 週足はMAが密集しておりここは右往左往しそう レンジとみると今はちょうど中央付近 スイング的には様子見 月足レベルの↓目線でいえば、チャネルの上限付近にも見える 下げ始めれば、売っていくのもありか |
NZD/JPY | ↑トレンド レンジを完全に上抜けた 円が弱すぎてさすがにNZDが買われすぎているように見えるが、逆張りの売りは厳禁 ただし足場もないので買い場にも悩むところ |
NZD/CHF | レンジ NZDが強くじわじわ上げており、まもなく200MA 短期的にはよくある、ぐっと上げてタッチして反発を売るという戦略もありか 相場全体を見てCHFが弱いわけでは決してない 月足レベルのチャネル上限にも位置しており、リスクオフならCHFに資金が流れ下げる展開も十分にありうる |
NZD/CAD | レンジ 相場全体を見てどちらも強い通貨同士 短期的には大きく上げてきているが、今は月足レベルのチャネル上限 チャートパターン的には75MAと25MAに跳ね返されて、CAD優勢の↓目線に見える 来週以降は短期的にもみ合って原油が下がればNZD優勢の上げもあるが、原油が下げる展開は難しいように思われ、そうなると、戻り売りの戦略もありか |
CHF/JPY | ↑トレンド 10MAがよく効いており、とにかく円が弱いことがわかるチャート CHFも強く売りは厳禁 10MAまで戻るなら買っていきたいところ |
CAD/JPY | ↑トレンド テクニカルでは説明できない強烈な上げで手は出しにくいが、間違っても売りは厳禁 原油が下げる展開があっても円の弱さは相場全体で際立っており、まだまだ戻りを買っていきたいところ 原油が上げるならさらに上げそう |
CAD/CHF | ↑トレンド ただし買い場はない どちらの通貨も強く、長らく続いているレンジの上限、重要水平線に到達した トレンドはいったん終了しそうなので、反発が確認でき、さらにリスクオフなら売っていくのもありと見る |
3 雑感
早く侵攻が終わってほしい。
本当に。
全般的に資源国が強い印象 ロシア産の肥料が枯渇し小麦や大豆などの先物の上昇も大いにありうるので、CADはまだまだ強いと見ますが、戻ってくれれば買えるものの、さすがに上げが強く買いづらいですね。
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